竹岡式ラーメンというラーメンをご存知だろうか?
私が育った千葉県は南の方では結構有名なラーメンで、木更津市ではソウルフードと呼べるほどのラーメンである。
私も子供の頃から食べてました!
ふと幕張にある「野郎ラーメン」に入ったとき、なんとこの竹岡式ラーメンというのが期間限定でメニュー化されていた。
ずいぶん前の話ですが。
つい懐かしくなって注文した訳だが、果たしてどうだろう?
これが本家の竹岡式ラーメンである、「竹岡ラーメン」です。
正確に言うならば、木更津界隈にある「竹岡ラーメン」は、実は富津市に竹岡という地名があり、そこにある「梅乃家」というラーメンが本当のオリジナル。
言葉は悪いですが、片田舎のラーメン屋でも行列しているのです!
木更津にある「竹岡ラーメン」の屋号は、この梅乃家のラーメンを模して作られたラーメンだと聞いた事があります。
これがその竹岡ラーメン。
本家の梅乃家と近い味だと思います。
というか木更津界隈では割と、この味に近いラーメン屋がたまに発見できたりします。
元々は、漁師の奥さん方が作ったという話で、実際に梅乃家に行くと、いまだににおばちゃんたちが作っており、男はいません。
竹岡ラーメンでは、店によってはおばちゃんたちが作っています。
では、野郎ラーメンの「竹岡式ラーメン」というラーメンを見てみましょう。
見た目は非常に近いスープの色です。オリジナルと違うのは、チャーシューと玉ねぎの量がちょっと違いますね。
この玉ねぎがポイントなんです。
ここはケチケチせずにどっさりと入れて欲しいところです。
麺は中細麺ですね。これはオリジナルたる竹岡ラーメンとほぼ同じだと思います。
野郎ラーメン自体は、太麺を使っていたと思うので、これ用の麺なんだろうか?だがいずれにせよオリジナルに忠実だと思う。
次にスープ!
特徴的なのはその見た目!真っ黒に近い醤油ベースのスープなのだが、意外とあっさりしているのがオリジナル。
食べてみると確かに醤油ベースで割と濃い味!
だがここで大きく異なる点がありました。
なんとなくベースは一緒ではあるものの、ちょっとこちらはショウガというか、ちょっと癖があります。
ショウガだろうと思っていたのですが、ニンニクだったのかもしれません。
そして実際にニンニクは少々入っております。
どうやら正体はこのニンニク、刻みニンニクだったのかなと思います。
ショウガの味も感じたのですが、それらしきものはなかったのでニンニクだったのかなと思います。
そしてこの厚みのあるチャーシュー!!これはこれで美味しい!!
結局のところ、野郎ラーメンの竹岡式ラーメン、どうだったのか?と申しますと、別物ですがこれはこれで美味しい!という結論です。
私の知っている木更津にある竹岡ラーメン、富津にある梅乃家の味をオリジナルと捉えると、どうしても一緒という事にはなりません。
大きな違いは、やはりニンニク(ショウガ?)が少し強いように感じました。
それ以外は割と似ていると思いますし、普通に美味しいです。
限定で提供されていたので、現在はやっていないと思いますが、是非とも食べ比べてみて欲しいものです!
こうして比べるのも楽しいですね!