カラテウサギのカラウサ雑記帳(ゴルフとラーメンとその他)

中年サラリーマンが空手を始めたら「劇的に人生が変わった!」の空手・格闘技以外のお話

運動会の苦い思い出。消えないトラウマ。一体誰が悪いのか?

※この記事は、2016年5月の記事ですが、ブログを引っ越したので再投稿します。

 

今週の空手は、娘の運動会のため行けません。正直夜の部に私だけでも行きたいところですが、家族サービスということで、今日はお休み。

でも来週もお客さんのゴルフコンペがあるので、お休み。2週間も練習に行けないとは。体がなまります。娘もいろいろ忘れてそうだし。まぁ、そんな訳で、今週は確かに無理ですね。なんせ運動会ですから! 

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 最近の運動会は、基本昔と変わりありません。私は4月生まれということもあり、割と足が速かったので、運動会は楽しみでした。毎年リレーの選手でもあったのです。

特にとりえのない私が、唯一ちょっと足が速いというだけで、ヒーローになれる場所。それが運動会だったのです。そんなこんなで運動会を見ると、いまだにちょっと楽しいですよね。

 で、小学校3年生のダンス??がソーラン節でした。ソーラン節は、最近流行ってますよね。北海道の漁師の歌?というか踊りでしたよね。確か。あまり詳しくは知らないのですが、小学生とはいえ速いテンポの振り付けで、揃うと確かに壮観ですね。

なかなかお見事!!!で、そんなソーラン節を見ていて思い出したのです。というかフラッシュバックしたのです。30年以上前のあの記憶。

 苦い記憶をね。

 

小学3年生の夏の終わり(当時は運動会は秋が定番)、夏休み明けの私たちは、教師に運動会の練習について、知らされました。3年生のやる競技の種目とその説明。やれ玉入れだの、やれ50メートル走だの、綱引きだのとね、、、。それは別にいいんですよ。運動会なんだから。ただね、その中のお遊戯(今でいうダンス)について。

教師はこういったのです。「3年生はフラダンスです。」

生徒一同ざわつきます。そりゃそうでしょう。フラダンス?て何??あの優雅な女性のダンス??しかもただのフラダンスじゃないです。タイトルは今でも忘れられません「オシャマなフラダンス!!」です。

 当時小学3年生の私は、激しく違和感を感じたものです。フラダンスだと!? おいおい、そんなの男もやるの??ていうかオシャマなってどういう意味??そう、フラダンスというダンスですら衝撃的なのに、聞きなれない「オシャマな」という枕詞までついてきている。

 私たちは途方に暮れて想像したものです。今のようにググるという言葉もない時代、国語の辞書を引いても出てこない!オシャマという言葉。おしゃれとうい意味に近いのか?邪魔だという意味に近いのか?フラダンスというダンスにかかる言葉だから、優雅とか、綺麗とかそういう意味なのか?

ちなみに、40になりました今でもオシャマという意味は、よく分かりませんし、知りたくもありません。そもそも人生生きてて使わないし。お兄さんトレンディだねぇ!!とか最近聞きますけど、あの子オシャマだよね!?とか言わないでしょ?

 

オシャマという言葉もさることながら、教諭から示された我々の格好とその踊りもまた、衝撃的な内容だったのです。まず、男女問わず生徒全員に、ビニールひもが配られ、それでボンボンを作れと。ああそうですか、ありがちっすね。

次に、またビニールひもが配られ、それで今度はスカートを作れと。オイオイオイ、まじか、、、。俺らにまでスカートをつけさせるつもりか??その通りで、スカートを男女全員つけさせれるわけです。挙句本番では、女子は水着。男子は上半身裸(下は体操の短パン)という衝撃的ないでたち。おまけにダンス自体は、皆さまご想像の通り、あの優雅なダンスを小学三年生男子に強要するのです。あの辱めを受けて、屈辱という言葉を覚えました。

 

以下私の想像

8月×日小学校内の職員会議室にて。

学年主任「では、皆さん今年度のお遊戯は何にしますか?」

 

教師A「えっと、、○○とか××はどうですか?」

 

勘違い熱血教師B「ああ、それは数年前にやったんだよね、、、。」

 

影の薄い教師C「では、△△とか、◇◇とかはどうですか?」

 

勘違い熱血教師B「それらは、すでに2年生と4年生がやるそうです。」

 

教師A「ええ!?それじゃあ、あんまりいいの無いですね、、、。」

 

若手女教師D「あの、、、これはどうです??(オシャマなフラダンス!!)」

 

教師一同「ええ!!?斬新ですね!!」

 

勘違い熱血教師B「D先生よくこんなの見つけてきましたね!!」

 

若手女教師D「ええ、でもフラダンスなんてかわいいかな、、なんて、、、。でも男の子もいるし、、、。」

 

教師A「確かに、、、男子にフラダンスっていうのも、、、。」

 

勘違い熱血教師B「いや、、、でも、フラダンスって男性版もあるみたいですし、、勇壮な踊りらしいですよ。」

※多分テレビで見たファイアーダンスかリンボーダンスの事、、、。

 

影の薄い教師C「確かにこれなら、今までにない新しいお遊戯ですよね!!女子児童の親も納得するでしょう。」

 

教師A「しかし、、、やはり、、男子が、、、、。」

 

勘違い熱血教師B「A先生、男子男子といいますが、男子の誰が嫌だというと思いますか?あなたの主観でものを喋ってはいけませんよ。主役は生徒達なんだから、、、。きっと数年後いい思い出として心に残ると思いますよ!!」

 

教師A「そ、、そうなんでしょうか、、、。」

 

学年主任「では、皆さん今年度の3年生のお遊戯は、オシャマなフラダンスでよろしいでしょうか。」

 

教師一同「異議なし!!!」

 

勘違い熱血教師B「これはすごいことになりそうですね!!!はははは!!」

 

若手女教師D「私がんばっちゃいます!!うわー楽しみ!!!」

 

教師A「・・・・・。」

 

こうして、私たちは一生消えないトラウマを背負わされる事になったのです。以上は私の想像です。

 運動会は、子供にとっての一大イベントでしたね!!私もその後の運動会でも、リレーで転んでしたまったり、組体操でピラミッドに一番下で地獄だったり、鼓笛隊パレードでは、グランドに膝をつくのがトンデモナイ痛さだったり!!100m走で1位になったり、また時にはビリになったり!!

フォークダンスで、かわいい女の子と手を繋げたりと、今となってはいい思い出ばかりです!!あのクソみたいな、フラダンス以外はね!!!忘れてねーからな!!

ふとあの喧騒の中、ビデオを回しながら30年前の事を思い出しました。

ちなみに娘は徒競走4位、、、、。