シーバスチャレンジ2回目の記事です。
1.シーバスチャレンジ これまで
前回新しいルアーを導入して、シーバス7連敗中ですが、気温も低くなってきており、お休みを利用してまたしてもシーバスチャレンジです。
前回の反省を生かして、今回は夜でも目立つようにとスピンテール(本当は昼間のルアー)を主力としてアタックしてみたいと思います。
2.シーバス釣行!!
今回は出発をいつもの深夜ではなく、夜7時に家を出発。
辺は既に夜で暗いのです。
潮は満潮18:45 干潮 翌1:00 中潮
天気曇り(小雨がぱらつく程度)
ポイントはいつもよりも南のポイントを目指します。
場所は東京湾内のとある河口
釣果はそこそこ上がっていて、結構有名なポイントです。
駐車場に車を止めて海を見ながら河口に向かいます。
河口には釣り人が1名、対岸の河口にはチラチラヘッドライトの光が見えます。
防波堤にも何名か釣り人がいるようですが、私はとりあえず河口へ向かいます。
河口はテトラポットが投入されており、近くに橋が見えます。
川幅はそれなりに大きく100メートル近く、いまそれ以上はあると思います。
そして川面には、小魚らしきベイトが漂っているのが見えます。
希にそれを追いかけるのか?
魚のジャンプが見えました。
3.ポイントでボイル発生!?
ポイントの静かながらもパシャパシャと跳ねる魚の音はテンションが高まります。
河口から少し上流に向かった先で竿を出します。
まずは、ミノー系のルアーを投入
反応なし
次にシンキング系のルアーを出します。
反応なし
更に色を変えて、フローティング系
反応なし
その後もいろいろ試したものの、すべて反応なし。
一体何が悪いのだろうか??
とその時
そこから更に上流50m位のところで、大きな魚がバシャーン!
更にその近辺で大量の魚が群れで跳ね回りました。
どうやらボイル(魚の捕食状況)が発生しているようです!
私はそこに向かって移動して、竿を出します。
4.ボラ!ボラ!ボラァ!!!
ポイントでは、魚がバシャンバシャン跳ね回り、ベイトが群れをなしているようです。
上から見ると、ジョーズのような魚の背びれ部分が波紋を起こし、そこに魚が居るのが明確に分かります。
魚たちが賑やかな様子なので、フローティング系のルアーを投入します。
ピク、ピク!
お!?魚がルアーに興味を持ったようです。
ピクピク!ビクン!
強めのあたりがありました!
否応なしにテンションがあがります。
何しろ投げれば、ビクン!ビクン!とアタリが感じられるのですから。
テンションも徐々に上がって行きます。
そして投げる事10分少々。
手元に伝わるガツン!という強いアタリ!
バン!と手元で合わせます!
グイっと引き込まれる竿先!
乗った!!
ついに海(正確には河口)でルアーに魚をヒットさせたのです!
今までMAX30cm位のブラックバス、ニジマスとかフナとかしか釣ったことなかった私にとって、この強烈な引きは驚きでした。
しなるカーボンロッド、出て行くライン。
根がかりじゃないのか?という程重い手応え!
そのくせ左右に走り始めるラインの先にいる魚!
バラしてはいけない!
そんな焦りを感じつつ、心を落ち着かせます。
これが海の魚の引きなのか!!?
しなる竿は、折れないか不安になるレベルです。
ラインが出て行くのを抑えるために、ドラグの調整をするのです!
魚影は思いのほか白く輝き、暗い夜の海に光る宝石のようです。
その白い美しい姿はその引きに相応しい大きさで、これは網がなくてはすくえない!と思うほどでした。
私は網を取り出し、網を伸ばします。
※伸ばすと3メートルくらいの長さがあります。
ユーチューブの動画で見た、取り込むのに苦労する動画そのままです。
なかなか入らない魚!左手に竿を持ち、右手で網を構えます。
一分くらいの格闘の末、ようやく取り込み!!
ついに感動のシーバスチャレンジ成功!!!
いやー!!なんとか7連敗で止めることができました!!
・・・。
・・・。
これ、、、ボラじゃねーか!!
5.今回わかったこと
という事で、今回の釣行はボラが2匹釣れました。
釣れないよりは100倍マシなのですが、シーバスじゃないと意味がありません。
ちなみに2匹目は、更に大きいのが釣れました。
後でわかったのですが、ボラが跳ねるとシーバスは釣れないという話があるそうです。
あれだけバシャバシャしているのに、全然釣り人が寄ってこなかったのは、どうやらボラと分かっていたからなのだと思います。
まずボラの場合、跳ねるのは捕食のためではないようで、ジャンプ地点と着地点が異なるようです。
要するに移動しながらジャンプしている感じですね。
一方シーバスは捕食のためのジャンプなので、真上に上がってそのまま着水するそうなので、バシャーンというド派手な音はしないようです。
またボラが、跳ねるのは捕食のプレッシャーが少ない場合に多く、ボラがはねているというとは、シーバスが居ないという事も言えるそうです。
ボラの小さいのを「イナッコ」というのですが、これはシーバスが捕食します。
なので、イナッコが見えているのに、飛んでないなら近辺にシーバスのプレッシャーが掛かっている可能性が高いと言えるらしいのです。
ただ、ボラとシーバスは生息域が非常に近いそうなので、割とシーバスに近かったと言える日だったとも言えます。
こんな事からも、海の中のこと魚のことを理解して、釣りの知識を深めていくのです!
次こそはシーバスを釣りたいですね!
今日こそ私はシーバスを釣るのだ!!という思いで釣り場に向かうのです!