さて、以前に書いた岡崎体育の記事です。
本サイトを訪れてくれる紳士・淑女の皆様はそれなりの「大人」であると思うのですが、我々の青春時代の代表格、安室ちゃんも引退を表明し、浜崎さんはイマイチ最近はよくわかりませんし、一つの時代がやはり終わるのだなと思います。
寂しい思いをしている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな皆さんにはやはり知っていおいて欲しいのです。ミスチル・スピッツ全盛期をカラオケで乗り切ったわれわれの世代にはない、素晴らしいロックンローラーの存在をです！
最近リリースしたアルバムを買ってきたら、やはり素晴らしいのです。
１．そもそも岡崎体育とは
岡崎体育さんはどんな人というと、万人受けするミュージックシーンとは少し違うところにいるロックンローラーです。ちなみに私は彼のWikiを見たことがありません。なので彼のバックグランドとか趣味趣向とか全く知りません。彼の背景等は知らないくて良いと思ってます。音楽から感じられる彼のメッセージだけで十分。
「余計なものはいらない食パン 超熟」のような人なのです。彼について知っているのはテレビにでても尚、音楽的挑発を行うロッカーである事です。その挑発するサマが私の、、、いや私たちの思っている「おかしいだろ、納得がしにくいなぁ」と思うところを、見事について表現してくれるアーティストなんです。そう、ミュージシャンでありますが、まさに表現者（アーティスト）なんです。
そんな彼の凄さをGoogleで知ることができます。
この世界に多大な影響をあた続ける驚異の検索エンジンをに「おか」と入れた時点で検索対象はこうなります。
１岡田将生 ２岡田准一 ３岡崎体育 ４岡山 ５お菓子・・・・
まさかの岡山よりも上位、一般名称であるお菓子よりも上位なんですよ。上位には人気俳優ダブル岡田の次に来るのです。凄まじい影響度合いですね。
さらに「おかざき」と入れてみてください。
１岡崎体育 ２岡崎慎司 ３岡崎 ４岡崎市 ５岡崎京子・・・・
という結果で、日本の「岡崎」の頂点に君臨しているのです！！サッカー日本代表プレミアリーグで活躍する岡崎慎司を従えての第一ですよ！なんなら江戸幕府開祖の徳川家康の出身地でもある岡崎市よりも上位とかもうにわかには信じがたいレベルまできてます。どうです？スゴさが伝わりましたか？
２．岡崎体育の誤解と偏見について
最初に誤解の無いようにお伝えしますが、彼の歌は素晴らしい。実に男前な歌声なんです。さらに彼の作る楽曲も同様に素晴らしいのです！これが大前提！！
昨今流行りの色物ミュージシャンとは全く違います！音楽だけで十分勝負できる実力を兼ね備えている人なんです。
よく岡崎体育をよく知らないであろうおじさん世代に聞くと「聞いたことある」「あるあるの歌を歌う人」という誤解を招いています。本当に知らないことは恥ずかしく、罪なことなのですね。
あるあるの歌とか言いますが、おそらくミュージックビデオというあるあるを歌詞にした歌のことだと思いますが、あるあるで受けを狙おうとか、共感を呼ぼうとかしてないのは聞けばわかると思います。彼はミュージックビデオで基本的にミュージックビデオや業界を挑発しているのです。なぜなら彼はロックンローラーですから、彼はテクノ・ポップミュージシャンの部類に属すのかもしれませんが、将来的にはロックのカリスマ内田裕也に劣らないロッカーになれる器です！それぐらいすごい人なんです。そこらの色物ミュージシャンとは全く異質です。彼は本物です。
３．ＸＸＬというアルバムについて
勘違いして欲しくないのであえて書きます。
下記に彼の魅力を書いていきますが、一見するとディスってんの？っていう感じに見えてしまうかもしれませんが、全て「いい意味で」という枕詞が付きます。
私は好きなミュージシャンのトップ５にくい込むレベルです。あとちょっとネタバレ（歌なのに）があるので、気にする方は読まない方が良いです。
まずこのアルバムは、私が買ったXXLというアルバムは私にとって２枚目のアルバムなのですが、またしても岡崎マジックにハマりました。そしてやられました。最近会社に行くときは、ひたすらこの「ＸＸＬ」を繰り返して聞いております。一言で言うと素晴らしいです。前作にも負けない出来栄えです。普通すごくよかった前回を凌ぐのは相当難しく、私の経験では前作が大作だった場合それを凌いでくるのはサザンオールスターズとB’zしか知りません。つまり岡崎体育の実力派このレベルに近いのかもしれません。
以前高校の頃に夏目漱石の「こころ」についての授業で、先生が言いました。この小説は何度読んでも答えが見つからない。読み手の経験や年齢、立場や生まれそれによって受ける印象がバラバラで、数年後に読むと全く違う解釈ができる。そうです。これと一緒なんですよ。
４．ＸＸＬの楽曲について
岡崎体育を知らない「大人な人」のために何曲かを少し紹介しましょう。是非実際に曲を聴いてみることをお勧めします。ミスチル・スピッツ・グレイ・安室ちゃん等の素晴らしい音楽に触れた世代におすすめです。
ＨＯＲＯＳＣＯＰＥ
これは凄いですね。毎朝見る情報番組には必ず出てくる占いの話。見たくもないのに言われる本日の運勢！そもそも星座ごときですべてがわかってたまるかという思いがありながらも、今日はダメとか良いとか言われるのを気にしてしまうというこの矛盾ね！このあたりがロックじゃないですか！？本当に彼にはＺＩＰで柴犬連れて旅をして欲しいぐらいです。
鴨川等間隔
おそらく京都の鴨川だと思います。岡崎体育が過ごした大学時代の話ですかね？この歌ちょっといい歌ですね。たまにこういう楽曲が入ります。こち亀で言うところの両さんの昔話的な意味合いですね。塩田くんの扱いが雑なのと岡崎体育と、塩田くんはダブったのか？というＷＩＫＩで確認してーと思うような内容が入っていますが、根本的には青春を謳歌する「うぇーい」が嫌いという事はよくわかりました。
青春時代にいい思い出がない私としては「全く同感です！」。それというか普通に歌がいいですね。
ＮａｔｕｒａｌＬｉｐｓ
一言で言うとタモリ倶楽部の「空耳アワー」の逆バージョンをあえてやると言う楽曲です。洋楽を聞いているような印象を受けますが、実際には完全に日本語で歌っています。いやいや、それはさすがに無理があるだろうとか、明らかに英語っぽく変えてるじゃねーか！と言いたくもなりますが、そのギリギリの所を楽しむ曲なんです。そして曲自体見事な編成なのです。音楽自体も素晴らしいので、本当に聞いてて心地よい歌なんですね。
この楽曲には恐ろしいトリックが秘められているのです。それは何かといいますと、最初に聞いていた曲の歌詞が英語に聞こえているわけですが、一度でも歌詞を見てしまうとそれ以降どんなに「英語風」に聞こえてもはっきりと「日本語」でしか聞こえなくなります。そして過去に聞いたはずの英語風の歌詞が全く思い出せなくなるという恐ろしいトリックが秘められています。
ＥＸ）ブス？否、美人 という歌詞の部分は、？？？Your Visionとかそんな風に聞こえていたような、、、。もはや思い出すことも敵いません。
まわせＰＤＣＡサイクル
先程も書きましたが、彼のWikiはあえて見てません。岡崎体育が、一度就職したかどうかは知りませんが、社会人を経験しないと知らないはずの歌詞です。なのでちょっと就職してたのかもしれないなと思わざるを得ない曲です。
PDCAサイクルとは、PLAN・DO・CHECK・ACTIONの略で自身やプロジェクト、部門等色々なものの行動を改善させるためのものです。実際に研修とかによく出てきます。
そして共感したくもなるのが、このサイクルとかやりだすと効果はあるのでしょうけど、時間がかかるんです！まさにその通り！
更に「働いているのではなく、働かせていただいている」という部分も思い当たりますね。いつの間にか社畜根性が育つわけです。
さらにさらに「先輩からなんでメモ取らない？」というのは、確実に一度は経験があると思います。なんなら新人とかでノート持ってない場合に叱る常套句ですね。二度は教えないってね！
最後に笑ってしまうのが、「タスクのニーズがアライアンスそしてイニシアテチブもソリューション」という部分ですね。全部突っ込んできやがった！！という感じになります。どうせならＫＰＩとベンダーとかもいれて欲しいぐらいです。
最後に
XXLというアルバムには、他にも曲は収められているのですが、岡崎体育初級者の私には、奥が深すぎてまだ理解できません。上級者の方々は存分に楽しめるのでしょうが、残念ながら私にはまだわかりません。いつの日かわかるかな？というのを聞きながら楽しめる。単なる音楽で「愛してる」「先生が！」「大人が！」とかではない、今気がついたらこうなっちゃったけど、、、「ちきしょーー！！」というそこから湧き上がるシャウトが聴こえてくるのです！！
是非一度岡崎体育を聴いてみることをお勧めします！みなさんの人生に少しアクセントになるかもしれませんよ。
