本日はどうしても書きたいので書かせてもらいます。最近娘達がドラえもんを見ていたので、一緒ん見るのですが、どうにも違和感が拭えません!
皆さんどう思われますか?
※ちなみにこちらの記事は完全に個人的な感想です。
「ぼくドラえもんです。」という有名なフレーズが似合いますね。
ちなみに私は絵が下手くそですが、唯一かけたのはドラえもんです。絵描き歌がありましたからね。
そんな馴染みのドラえもんなのですが、やはり我々の世代は大山のぶ代のドラえもんです。でも声が違うとかそういうのはもういいのです。それ以外がどうにも違うんですよ。最近のドラえもんは!!
ドラえもんというアニメについて
「きれいなジャイアン」の話は聞いたことありますかね?
これですね。これはまぁ、金の斧、銀の斧をモチーフにした話の一コマなんですが、今のドラえもんは、私にしてみれば、これと同じで綺麗なドラえもんなんです。
これが昔ながらのドラえもんです。やはりこの頃のドラえもんと少し違う気がするんですよ。
違和感① ドラえもんがクール
私の知っているドラえもんは、もっとのび太を心配して、のび太と一緒に行動してのび太と一緒にバカやってたはずです。
でも現在のドラえもんはあまりのび太とつるまないのです。のび太が困ってドラえもんに助けを求める構図は一緒ですが、ドラえもんは割とクールにのび太を見ていて、一緒にバカをやるとか少なくなった気がします。
ドラえもんはのび太の親友なんです。だから喧嘩もするんです。今のドラえもんはあまりのび太と喧嘩にならない気がします。
見てください!この怒りに満ちたドラえもんの表情を!ドラえもんはのび太と同じく小学生レベルの年齢設定になっていたはずです。だからわれを忘れてこんな事になったりしたんです。でも最近のドラえもんはこんな事しない気がします。人間臭さがなくなったら唯のロボットですよ。そのまんまですが、、。
違和感② 声優の違和感
声優で一番有名なのは、やはり「大山のぶ代さん」ではないでしょうか。とにかくあの声は凄いですよね!でもドラえもんとしての迫力があったし、誰しもが一度はやったものまね「ぼく、ドラえもんです」で似た人を一人でも見た事がありません。
でもいいんです!WASABIさんという若い声優さんに変わって、その違和感も薄れてきました。違和感①も声優というよりかはキャラ設定だと思いますしね。
主要キャラで違和感を下記に記します。
ドラえもん・・・ 最初は違和感も、もう慣れた。もう少しのび太愛が欲しい。
のび太 ・・・ 意外と違和感はない。男っぽいセリフがちょっとだけ気になる。
しずかちゃん・・・ヒステリックになった。声自体は可愛らしい。
ジャイアン・・・違和感はない。少しだけ上品になった。
スネ夫・・・ なんかムカつく声になった。適役だけど好きになれない。あと「ボクちゃん」とか言ってなかったと思うが、、。
ママ・・・ まぁ、そんな感じかなぁ。ちょっとワザとらしいところも。
パパ・・・ 違和感はない。まぁ、そもそも存在感がね、、、。
ドラミ ・・・・全く違和感なし。声優ほんとに変わった?というレベル
出来杉・・・違和感有り。特に語尾の〇〇なんだ!の「だ」の言い方が気になる。
サザエさん同様に、長寿番組の宿命で初めはどうにも受け入れられないのですが、キャラが変わってきてる気がします。
違和感③ わかりやすいギャグ路線
見てください。このドラえもんを!この絵を見ただけで面白いのですが、今のドラえもんは露骨にギャグ路線というか、ウケ狙いのような回があったりします。そもそもドラえもんのウケ狙いは「よくよく見たら酷いこと言ってるな」とか、「よく考えたらドラえもんこそクズだな」とかそういうちょっと見過ごすと分からないような難しさがあったのです。そしてそれが楽しかったのです。
最近のはちょっと子供向けとは言え、分かりやすくなってる気がします。
ドラえもんがたぬきと言われ切れるシーンはそれ自体を多用すれば良いのではなく、「僕はたぬきじゃなーい!!まったく!!、、、。あ!しまった!のび太クーン!!」というのが正解です。わかりますこれ?
違和感④ 感動の押し売り
ドラえもんを漫画ジャンルに分けると、ギャグでもないしSFになるのでしょうかね?最近のドラえもんはちょっと路線が変わった気がします。映画のドラえもんは元々そうなのですが、どうにも感動を呼ばなきゃいけないみたいな事も考えているのでしょうか。
顕著な例としては、スタンド・バイ・ミードラえもんですね。何故あの映画を作ったのか私にはわかりません。ドラえもんの感動ネタは、いくつか思い当たりますが、本来のドラえもんは感動よりも楽しい・面白いを優先したはずです。感動モノの話を前面に出してしまうと、ドラえもんらしさがなくなっちゃうと思うのです。
映画ならばいいのですが、感動するドラえもんよりも楽しいドラえもんを作って欲しいなと思います。
例としてギャグマンガのレジェンド「こち亀」でも、感動する回は度々出てきますが、それはあれだけ多くの話があったからアリなんです!両さんが基本めちゃくちゃなのに、たまにやるから感動を楽しめるわけで、ドラえもんでそれをやる必要はありません。
違和感⑤ 原作者を意識しているのか?
正直言って、私が一番感じた違和感はここかもしれません。原作者の藤子不二雄は、ドラえもん以外にもいろんな作品を残しています。トキワ荘の出身者ですね。
ジャイ子にはなぜ名前が無いのか?一説によると同じ名前の女の子が虐められないようにだそうだ。
そんな作者が、今の描写であるジャイアン・スネ夫だけがのび太をいじめるシーンではなく、他のクラスメートも含めのび太をいじめるシーンが出てくるのだ。これではのび太は本当に虐められているように見える。
でも恐らく作者はそうは思っていないのではないかなと思う。ジャイアンにしろ、スネ夫にしろのび太を虐めているというよりはからかっているに近いのではないかと思う。作者がもし意図して、クラスメートを書いていなかったのであれば、現在のドラえもんはそこを履き違えているように感じる。どうにも愛がない気がしてならない。
ちなみに藤子不二雄は2人組みの原作者であるが、藤子不二雄Aの各「笑うセールスマン」「プロゴルファー猿」などは、単純に子供向け?と思える作品もありダークな面も持っている。だが、ドラえもんにそれが反映される事は無かった。だからどうにもジャイアンを中心にクラスメートを巻き込んでという描写には違和感を覚える。
ドラえもんの今後
ざっとドラえもんの違和感を書きましたが、皆さんはどう思われますか?私もドラえもんを見て育ちました。もしもボックスさえあればとか、どこでもドアだけでももらえないかと一度は考えたものです。
娘が幼稚園のころ、誕生日プレゼント何がいい?と聞いたら、ドラえもんと言われぬいぐるみ?と聞いたら、本物と言われました。
未来の世界の猫型ロボットは、きっとあの形ではないだろうなと思います。
でも、違和感は感じますが、オリジナルストーリーで結構大人が見ても楽しめるものもあります。別につまらないとかそういう意味でもないです。このままずーっと続いてくれたらいいなというアニメですね。
あと、従来と同様な面も当然多くあります。例えば、
高スペックな割にイマイチ使えないこの人とかね。変わらずに引き継いでる部分も多くあるんですよ!アニメも日々成長しているのですね!
最後に
最後になりますが、何を偉そうにお前が語るんだ?と思われる方もいらっしゃると思います。
ですが、私はこの映画をロードショー開始2週目ぐらいに一人で見てますから!!当然話題になる前の時で、しかも新海監督とか全く知らない時点でです!おっさんが一人でこの映画をいきなり見たとか、我ながらすごいセンスだと思います。
どうです、説得力も増すというものです。あなたはこの映画を封切り直後に見たんですか?話題になったあとに見たのじゃありませんか?それじゃあ、ダメです。
参考記事
はい。そういう訳でドラえもんの違和感でした。
本記事における異論・反論・苦情等は受け付けておりません。全て私の想像上での話ですので、悪しからず。( ゚Д゚)ナニカ?
以上!解散!!